モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・国別レーシングカー回顧:最終章:枢軸国(日本・ドイツ・イタリア)他のレーシングカー②

先週のキズナっ仔は惨敗で、勝利も無しの状態でした。詳細は書きません。少しガッカリでした。今週は先週よりは少し期待できる馬がいます。重賞では日曜日の阪神阪急杯(G3)のダディーズビビット、3歳馬ではダイシンカタナ、チュウワモーニング、コイニュウボウ、アンフィアテアトルテ、ネッロランパンテ、リアンドメテオール古馬の特別ではインベルシオン、ナムラカミカゼ、スズカキング、エニシノウタ、条件戦でサウザンドスマイル、ピナ、グレナデンシロップ、シロン、レッドヴァイス、障害特別のビクトリーシューズです。1勝でも多く勝ってほしいものです。

 先週のイタリア、ドイツの次は日本の出番です。1台目はトヨタ・スポーツ800です。その中で伝説のマシンは、1965年の船橋サーキットの全日本自動車クラブ選手権における浮谷東次郎の優勝した時のトヨタ800(通称ヨタハチ)です。

トヨタ スポーツ 800 1965年船橋CCCレース №20 京商完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

当時のトヨタ・スポーツ800のライバルは、ホンダS600で上記のレースでも生沢徹の運転するS600を相手に鬼神の様な追い上げをして最後は2位を引き離して優勝。そしてその1ヶ月後に鈴鹿サーキットで事故死。僅か23歳の若さでした。因みにスポーツ800の仕様は、全長3,580mm、空冷水平対向2気筒OHV、790cc、45HP、車体重量は、580kgでした。次が1966年のプリンスR380(後に日産と合併し日産380と改名しました)です。

プリンスR380 1966年 日本グランプリ優勝車 №11 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上記のマシンは、1966年の第3回日本グランプリ砂子義一の操縦で優勝の11号車です。仕様は、全長3,930mm、直列6気筒DOHC、1,996cc、200HP、車体重量620kgと言われています。翌1967年は、R380の改良型のR380A-Ⅱで参戦も高橋国光の10号車が、2位に入りました。

日産 R380A-Ⅱ 1967年 日本グランプリ2位 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

R380A-Ⅱの仕様は、全長3,980mm、220HPとなっておりボディの材質は、R380がアルミ製にフロントカウルをFRP(繊維強化プラスティック)でR380A-Ⅱでは全FRP製となっています。本日の最後はダイハツP5です。

ダイハツ P5 1968年 第5回日本グランプリ 総合10位 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

1967年にダイハツトヨタと業務提携し、ワークスとしてのレース活動は1969年が最後となりますが、1968年の鈴鹿1000kmレースではトヨタ7、ポルシェ906に続き3位、翌1969年の鈴鹿1000kmレースでは総合2位となっています。仕様は、全長3,850mm、直列4気筒DOHC4バルブ、1,298cc、140HP、車体重量510kgで最高速度は240km/hを誇り空気抵抗の少ない優れたデザイン、軽量、燃費の良さで好成績を収めました。本日はこれ迄にします。