ビック・ニュースです。6月5日本場イギリスの第243回英オークスでディープインパクトの娘スノーフォールが、レース史上、最大着差の16馬身差での勝利!!今年10月に開催されるフランスの凱旋門賞の1番人気に浮上しました。ディープインパクトの仔の欧州のクラッシック制覇は、2012年のビューティパーラーの仏1000ギニー、2018年のサクソンウォリアーの英2000ギニー、スタディオブマンの仏ダービー、昨年のファンシーブルーの仏オークスに続き5頭目の快挙です!!
本題に入ります。1964年のフェラーリは、フェラーリ250LM(Le Mans ル・マンの頭文字)です。この車は、先代の250GTOの戦闘力低下を補う為に生産した車でその発展的後継モデルとしてミッドシップレイアウトで1963年パリ・サロンでデビューしました。尚、2台目以降3,286ccで275LMとも言われます。
※フェラーリは、従来1気筒あたりの排気量を車名としており、250は、250cc×12気筒=3,000cc(実際は2,953cc)250LMは、32台生産されましたが、2台目以降は、3,285ccのエンジンを搭載していた為275LM(1シリンダーあたり275cc)とも呼ばれています。
この車の仕様は、全長4,270cm、水冷V12,2,953cc(3,286cc)300HP(305HP)で翌年の1965年ルマンで総合優勝を飾っています。
続いてはフェラーリ275GTBです。従来の250GT系の後継車種として開発した車ですが、それ迄市販されたフェラーリのロードカーがレースカーをベースに作られていたのに対し、最初からロードカーとして設計された為、各段に遮音・断熱等が向上しており快適に運転出来る様になったと言われています。
生産台数は、約950台と言われていますが、仕様は、全長4,325cm、水冷V型12気筒、3,285cc、280HP,最高速度250km/hです。
次は、久しぶりにアストン・マーティンです。1965年にロンドン・モーターショーで発表されたDB5の後継モデル、アストン・マーティンDB6です。
DB5のビックマイナーチェンジ版ですが、フロントウインドシールドがわずかに寝かされ、DP214/215で効果の確認されたカムテール(コーダトロンカ)のリアデザイン、バンバーの2分割や後部座席の居住性アップの為にファストバックの傾斜が緩やかになる等の改良が加えられた。仕様は、全長4,623cm、直列6気筒DOHC,3,995cc、286HPで最高速度は、240km/hと堂々たるグランツーリスモです。