まず最初にキズナっ仔の話題から。７月１２日（月）～１３日（火）の両日、北海道で開催された日本最大の競走馬のセリ市「セレクトセール２０２１（牡）」で最高額で競り落とされたのがキズナの産駒（当歳馬・今年春生まれ）『セルキス（母馬の名前）の２０２１』です。価格はなんと４億１，０００万円！！半兄に２０１９年のクラッシックで活躍したヴェロックス（皐月賞２着、ダービー３着、菊花賞３着、リステッド：重賞に準ずる格のレース２勝で重賞勝ち無）で母セルキスもドイツの重賞勝馬ですが、超良血では無く、よっぽど馬体が良かったのか？キズナファンの私もビックリ！！の結果です。先週の土曜・日曜の２歳新馬で３勝の好影響もあったかと？なんと親孝行なキズナっ仔達でしょうか。いずれにしてもどの馬も無事に育ってほしいものです。
本題に入ります。久しぶりのアストン・マーティンです。アストン・マーティンＶ８ヴァンテージ・ザガートです。残念ながらこのモデルカーは持っていません。
この車のベース車両は、ＤＢＳの最後の流れを汲むＶ８ヴァンテージです。
Ｖ８ヴァンテージの仕様は、全長４，５８０ｍｍ、Ｖ型８気筒ＤＯＨＣ，５，３４０ｃｃ、３８５ＨＰ,最高速度２７４ｋｍ／ｈで１９７７年の発売当時は、当時の自動車雑誌のロードテストではカウンタック、５１２ＢＢ，９１１ターボと言うトップ・クラスの名車にも負けない性能と言われたとの事です。その車をベースとしたＶ８ヴァンテージ・ザガートは、１９８５年のフランクフルト・ショーでデビューしました。この当時はバブル景気の真っただ中でフェラーリ２８８ＧＴＯもポルシェ９５９もオーダー待ちの投機家が多かったとの事でＶ８ザガートも５０台限定の予定をクーペ５２台、コンバーチブル３７台の計８９台生産しました。私見で言えば元々ザガートは、アクの強いデザインですが、この車について言えば決して美しい車とは言えないと思っています。仕様は、全長４，３９０ｍｍ、Ｖ型８気筒ＤＯＨＣ，５，３４０ｃｃ、４３２ＨＰ，最高速度３００ｋｍ／ｈと言われています。
次は、久しぶりの新デザインのアストン・マーティン・ヴィラージュです。
１９６７年以来、度重なる経営悪化も有り、２０年以上マイナーチェンジで生き永らえてきたＶ８シリーズの後継車種として１９８８年英国国際モーターショーで発表され１９８９年より生産化されました。デザインは、近代化されましたが、エンジン・シャーシ等は、旧型譲りで、コスト削減の為、多くの外装部品は社外の量産車から流用していたとの事です。仕様は、全長４，７４０ｍｍ、Ｖ型８気筒ＤＯＨＣ，５，３４０ｃｃ、３１０ＨＰ，最高速度２４９ｋｍ／ｈです。
最後が、当時のフェラーリの市販車のフラッグシップモデルの坐を５１２ＢＢｉから引き継いだフェラーリ・テスタロッサです。テスタロッサは、イタリア語で「赤い頭」を意味し、かっての名車２５０ＴＲ同様にエンジンのシリンダーヘッドが赤く塗られている所から名付けられました。１９８４年のパリサロンで発表されました。
ピニンファリーナの手によるスタイルは、１９７６ｍｍの全幅とサイドにマウントされたラジエターを冷却する為のドアからリアフェンダーにつながる深いスリットが大きな特徴となっています。仕様は、全長４，４８５ｍｍ、１８０度Ｖ１２気筒ＤＯＨＣ，４，９４３ｃｃ、３９０ＨＰ，最高速度は２９０ｋｍ／ｈで す。スーパーカーとしては大成功と言える７，１７７台生産されました。
本日はこれ迄にします。
